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旧 なんかのたまご

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【朗読】林芙美子『婚期』 もうこの世にはいないひとたち

ちゅーわけで、きょうは家で楽しく過ごしたおかげで元気いっぱいです。

無理をしないこと。欲を出さないこと。 - なんかのたまご 2014/02/15 Sat. 01:56 の続き!)

2014-02-14 23.24.01
「ものを創る」白洲正子


そうそう、ふと立ち寄った本屋で白洲正子が魯山人について触れている文章に惹かれて買って帰って来ました。で、魯山人のところだけ読みました。

「北大路魯山人」 白洲正子 『ものを創る』 人と芸術 より - YouTube

そして、銀の匙 という小説もゲット。

いまアニメでも銀の匙というのがやっていますが、どういう経路だか忘れてしまったけどとにかく、中 勘助というひとの美しい文章で綴られた銀の匙という小説があると最近知ったのです。夏目漱石の推薦をうけたらしいと知って興味を持ちましたが、ほんとうに美しい文章だと思います。

それと、林芙美子の婚期。

せんじつ、一年ぶりに青空文庫をひらいて朗読してみました。

結果、昔は噛み噛みだったのが、一年を経てだいぶマシになった!という感じですが、わたしはこの「婚期」に出てくる明るい、影のない、少女のような、呑気な性格の與田先生が大好きです。登美子が漱石を読みながら、クスクス笑う描写も大好き。





ひとかどの見識を持つた、「余はかく思ふ」と云ふやうな余と自稱する小父さんが、人生を論じ、社會を諷し、浮世を厭と思へば、もう人間世界には住めなからう、人間世界に住めなければ人のゐないところへ行かなければならぬなどと、莫迦氣たことを書いてゐる。登美子は面白くてたまらなかつた。こんなひとと結婚をしたら、さだめし家の中はごちやごちやと理窟づくめで面白いだらうと思つた。地面につばき一つ吐くにしても余先生には何かひとかどの理窟がある。余先生は、鏡を眺めて、自分の顏をこつぴどくやつつけてゐながら、自分の顏には相當の自信を持つてゐるやうな逆モーシヨンの讚めかたも仄かにうかがへて、登美子はくすくす笑ひながら、此世にはもうゐないところの余先生である漱石をなつかしがつてゐる。

林芙美子 婚期 青空文庫より



ここ、何回読んでも登美子がクスクス笑うのとおなじように、わたしも笑いが漏れそうになります。

そして、漱石を懐かしがっている登美子と同じく、林芙美子、魯山人、白洲正子みたいな、もうこの世にはいないひとたちを、しみじみと、懐かしがっています。



ものを創る (新潮文庫)
by カエレバ
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