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旧 なんかのたまご

無限ノート

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アンダルシアに憧れて、カタログの歌うたってる

来る9月2日、恵比寿のレストラン、フラメンコのイベリアにて、妹がフラメンコを踊ります。

わたしは最近調子を崩していたため、禁酒休養に徹していますが、この日だけは必ず妹の踊る姿を見に行きたいので、いまから楽しみにしつつ、身体を労っています。

イベリア、というと、スペインとポルトガルのある場所、地中海の入り口に突出しているでっかい半島、というアバウトなイメージしかないのですが、スペイン語を集中的に学んでいたころ、6世紀ごろにイスラム勢による侵略があったため、いまでもモスクが残っているだとか、それにより中央ヨーロッパとは一風違った文化の発展を遂げただとか、興味深い歴史よもやま話を聞いたことがあり、もっと知りたいと思っています。

以前、A Virgen mui groriosa - アル・アンダルース・プロジェクト - なんかのたまごという記事を書きましたが、今でもアル・アンダルスプロジェクトは大好きで、時々聴いています。

ダ・ポンテが台本を書いたモーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』に出てくる女ったらしの主人公、ドン・ジョヴァンニもスペインの貴族です。だから、本国スペインでは1003人(の女と寝たのだ)という歌詞が出てくるのですが、これがまったくひどい内容で、だからこそなおのこと面白いのです。



Osservate, leggete con me.
In Italia seicento e quaranta;
In Almagna duecento e trentuna;
Cento in Francia, in Turchia novantuna;
Ma in Ispagna son già mille e tre.

カタログの歌(madamina il catalogo e' questo)、と通称される部分なのですが、わたしは女だけどこの部分だけはレポレッロになりきって何度も何度も口ずさみました。食器を洗いながら、洗濯物を干しながら、時には文章を打ちながら。イタリア語はほとんどわかりませんでしたが、うろ覚え耳コピで。

この歌詞を作っているとき、カサノヴァとダ・ポンテがふざけて「いっそのこと思い切って1003人にしちゃおうぜ」みたいなノリで歌詞をつけたという描写が出てくる映画があります。

このエピソードが本当かどうかはともかく、カサノヴァという人物が実在して多くの書物を残していることは事実ですので、そこらへんも読んだり聞いたり見たりしてみたいなぁと思ったりします。

Leporello's "Catalog Aria" Lyrics from Mozart's opera Don Giovanni - Catalog Aria Lyrics and English Translation

ここにカタログの歌部分の英訳が載っていますが、まったく酷いです。

Observe, read along with me.
In Italy, six hunddred and forty;
In Germany, two hundred and thirty-one;
A hundred in France; in Turkey, ninety-one;
In Spain already one thousand and three.

「ごらんなさい、一緒に読みましょう。イタリアでは640人、ドイツでは231人、フランスでは100人、トルコでは91人、スペインではすでに1003人!(しかも1003人、1003人……って繰り返す)」

という具合に、ドン・ジョヴァンニに裏切られて悲嘆にくれるドンナ・エルヴィラに主人の女性遍歴リストを読み上げる部分があります。

とても酷いお話だとおもうのだけどなぜかレポレッロのユーモラスな調子が好きで、憎めません。まあ、オペラなので台本の出来不出来はあってないようなもの。ともかく歌と音楽が良ければ他の部分はあまり問題にされないようです。魔笛なんかお話自体が破綻していますが、誰も気にしませんし。わたしも気にしません。

フラメンコから話しがだいぶ脱線しましたが、妹はもう6年ちかくフラメンコのレッスンを続けています。

わたしは踊りをやめてしまったので、そんな妹が羨ましくもあり、誇らしくもあり、という感じで、本当に楽しみです。

こういうワクワクは、何者にも代え難い幸せです。
やっぱりいろいろ良かった!とにかく良かった!そんな気持ちです。イェイイェイ!

【追記】
対訳が載っているサイトがありました。こういうことを無償でやってくださっている方々には大感謝です。
ドン・ジョヴァンニ ActⅠ-1 | オペラ対訳プロジェクト


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